JTBが描く、これからの働き方とは?
JTBの考えるワーケーションのカタチを紹介します。
×テレワーク
ビーチはクリエイティブなサードプレイス
このSTORYの語り手
JTB沖縄 「Re:sort@OKINAWA」担当
Dさん
お迎えしたワーケーション体験者
- お客様のご職業
- IT関連企業社員(男性・30代)
- 参加形態
- おひとり
- ワーケーションの目的
- 成績優秀者のインセンティブツアーのご褒美として、会社の招待でリゾートでワーケーション
- お客様のご要望
- リラックスできる仕事空間
ワーケーションで想定外のリクエストが!
「インセンティブツアーの代わりにワーケーションにしたいんです」
東京のとある企業からの問い合わせを聞いて正直驚いた。
ワーケーションをこれから広めていくうえで、個人のノマドウォーカーだけじゃなくて、企業の社員がリゾートワークしたり長期休暇の合間に利用することは想定してたけど、インセンティブとして使うの?
インセンティブってご褒美でしょ?そのご褒美がワーケーションっていいのかな?
幹事さまから対象者20名が好きな日に沖縄に来てワーケーションできるようにしてほしいというご要望があり企画を作ることになった。
日程は7泊8日で、往復の移動日を含めて5日間を休暇日、3日間を仕事日で設定してほしい、ということだった。休暇日も多いし、何よりインセンティブだから、滞在ホテルはシティよりもビーチリゾートがいいのかな。
もちろん提携ホテルの客室にはリモートワークするための基本的な設備は整ってるけど、せっかくだから客室で海を見ながらワークできるところにしよう。気分転換したくなったらコワーキングスペースにふらっと出かけられるロケーションも大事だな。
お客様はITベンチャーで比較的若い方が多いので、テレワークは慣れてるみたいだけど、そのぶん求める期待値は高いかもしれない。
提携のシェアオフィスを使ってもらえれば機能的には問題ないと思うけど、沖縄ならではの情緒的な効果もぜひ感じてほしいな。
海が見える部屋&ビーチでの散歩をご提案
都会のシェアオフィスになくって沖縄にあるのは、どこまでの続くビーチの青とかやんばるの緑とか・・・いっぱいあるかもしれない。
こうした環境を活かして、都会のビルの中ではなかなか生まれない新しいアイディアがひらめいた、なんてことになったらいいな。
今回のお客様は30代でバリバリのテレワーカーが多いみたいなので、ぜひ仕事の合間の休憩に、近くのビーチを散策してください、ってお散歩コースの地図を作ってホテルのお部屋に入れてもらおう。
アイディアが出やすい3つのBは「Bath, Bus, Bed」なんていわれてるけど、そこに「Beach」が入ったらうれしいな。
実は私、最初のお客様がいらっしゃったとき、心配になって仕事終わりの日にご挨拶にいっちゃったんだけど、もっと仕事したいって言われてびっくりしちゃった。
沖縄でのリモートワーク、すごくいいって言われてうれしいかったな。でも観光もすごくいいのでもう休暇にしてくださいって言っちゃったけど(笑)
実は私たちのワーケーションプランには沖縄の離島行きの航空券が3枚付いているので、今回はそれを使ってアイランドホッピング(島めぐり)もしてもらったの。
せっかくのインセンティブなので休暇の3日間に石垣島と宮古島の1泊づつの滞在をおすすめしたんだけど、これもすごくよかったみたい。
法人向けにいろいろなワーケーションプランが作れるかも!
沖縄の魅力のひとつに「自然や文化、そして人」があることをぜひ知ってほしいので、私たちも沖縄の自然や文化を体験できるプログラムをたくさん用意しているんだけど、そのお客様はBEGINのファンだということだったので、石垣島の民謡居酒屋で八重山民謡を聞いたり、島人と一緒に歌ったりをおすすめしたの。
そしたらね、最初は町の民謡居酒屋でちょっと聴くだけのつもりでいたんだけど、店で隣り合った地元の人に誘われて、翌日三線の師匠からみっちり教えてもらうことになっちゃったって。でもそれこそが沖縄なのよね。
今回は石垣島に1泊しかしなかったけど、今度はもっとずっと滞在してほしいな。
インセンティブツアーってみんなで楽しく行くイメージがあったから、ひとりでワーケーションなんて寂しいんじゃないかって思ったけど、これも新しいインセンティブの形かもしれないっなって思った。家族がいる人はファミリー向けのワーケーションインセンティブなんかがあってもいいかもしれないな。
今回は初めてのインセンティブ企画だったのでオーダーメイドで作ったんだけど、法人会員プランでこういうパッケージも作れそうだな。
そして今回一番うれしかったのは、その方が帰り際に今度は個人で会員になって自費でもいいからまた沖縄でワーケーションやってみたいとおっしゃってくれたこと。 こうやって沖縄のファンになって何度も何度も来てもらえるとうれしいな。
体験者からの声
インセンティブにワーケーションなんて、正直あまり気乗りじゃなかったけど、実際にやってみたら意外なほど仕事がはかどってめっちゃありだな、って思いました。
むしろ今度自費でもいいからワーケーションやってみたいですね。それも超ロングなの。
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POINT このSTORYのポイント
その地ならではの非日常の仕事空間を提供することは、
ワーケーション参加者に仕事の効率アップや発想力向上などの価値を提供する大切な要素です。
また、現地での交流体験もワーケーションの魅力の大きなポイント。
参加者の非日常のサードプレイスとなり、
末永く関係を続けるためには人とのつながりが大きなポイントとなります。
こんな課題ありませんか?
- 都市の企業からワーケーションで人を呼びたい
- ターゲットにマッチした着地型プログラム、地域ならではの体験プログラムを作りたい
- 個人向け・企業向けのワーケーションパッケージプログラムを作りたい