東日本大震災の風評被害に苦しむ茨城県で、「地域復興=地域を束ねる銀行の力+人を集める観光の力」と位置づけ、自治体、観光協会、筑波銀行、JTBで地域経済の活性化を目的に包括的提携協定を締結。東北の影に隠れてしまいがちな茨城県の復興支援活動を実施しました。
- 背景
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東日本大震災の風評被害に苦しんだ茨城県。地域経済や地域社会の復興、再生を願い地域の金融機関である筑波銀行様が中心となり、自治体、他企業と連携しプロジェクトを立ち上げることになりました。
- 課題
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- 風評被害を抑えるため地域の現状に関する正しい情報の発信
- 地域が一体となった継続的プロモーションの実施
- 取り組み内容
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情報発信のため筑西市オリジナルの「るるぶ」を制作。複数の地元金融機関を通じて配布するなど地域で連携しました。また継続的なイベントとしてウォーキングイベントを企画。周辺の市町村と連携して推進しました。
主な施策
プロモーション るるぶ特別編集筑西市版
5万部を制作し無料で配布しました。(JTBパブリッシングと連携)
継続実施イベント 自然と食を楽しむ「北茨城ノルディックウォーキングイベント」
ツアーの造成により都内・県南エリアから数多くの参加者が集まりました。(2017年度に第6回イベントを開催)各市町村と地域振興協定を締結し、プロモーション活動と併せ地域活性化イベントを実施しました。
- 実施効果
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自治体、観光協会、地元企業、近隣市町が連携、地域が一丸となって復興に取り組んだことにより風評被害の早期解決に繋がりました。