CO₂ゼロ修学旅行は、修学旅行中に排出するCO₂をJ-クレジット制度(※)を活用することで実質ゼロにするものです。CO₂の排出は、国連が定めたSDGsの取り組みからもわかるように、今や世界的に大きな問題です。「未来の子どもたちのために、少しでも美しい地球を残したい」「子どもたち自身にもSDGsへの関心を高めてほしい」そんな思いからこのプログラムは生まれました。単に修学旅行に行くだけではなく、修学旅行という貴重な機会を最大限活かすために、SDGs学習の一環として位置付けてみてはいかがでしょうか。
J-クレジット制度とは、適切な森林管理によるCO₂等の吸収量や、再⽣可能エネルギーの利⽤によるCO₂等の排出削減量、省エネルギー設備の導⼊等“プロジェクト”を、「クレジット」として国が認証する制度です。(詳しくはJ-クレジットのHPをご確認ください)
CO₂ゼロ修学旅行とは?
カーボンオフセット(※)の仕組みを利用した旅行です。旅行に行くと、電車や飛行機に乗ることを通じてCO₂を排出してしまいます。そこで代わりに、J-クレジット制度を活用した温室効果ガスの削減活動に投資することで、間接的に旅行中に排出するCO₂を打ち消すことができます。
CO₂ゼロ修学旅行では、“森林由来”のJ-クレジットを活用しております。旅行を通じて排出されるCO₂を森林由来のJ-クレジットでオフセットすることで、森林の保全の取組等を支援します。
カーボンオフセットとは、日常生活等おいて避けることができないCO₂等の温室効果ガスの排出について、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。
CO₂ゼロ修学旅行の特長
01選べる4プラン
CO₂ゼロ旅行®では、移動や宿泊で発生したCO₂をオフセットします。
移動で発生したCO₂に対しては、何%オフセットするのか、4プランより選択可能です。
02無効化通知書の発行
03教室での学びを行動へ
~SDGs学習は、認知フェーズから行動フェーズへ~ 新 SDGs ワークショップ Decade of Action 実施詳細
ワークショップ01.SDGsの本質を知る ワークショップ 約50分・1コマ
ワークショップ02.「2100年 未来の天気予報」 ワークショップ 約50分・1コマ
- 所要時間
- 100分・2コマ
- 参加人数
- 20名~ ※参加者の上限はありません。
- 実施場所
- 教室、体育館など
- 準備物
- 筆記用具、各会場に、プロジェクター、スクリーン、スピーカー or マイク
- 配布物
- オリジナルワークシート
- 注意点
- 動画を基に進行していきますので、映像や音声を流せる環境が必要です。
1会場での実施の場合、JTBの担当者が進行を行います。
教室等、会場は複数に分かれる場合、先生に進行をお願いする場合があります。その場合、進行台本は、ご用意いたします。
また、事前にJTB担当者との打ち合わせを行って頂きます。
01 ワークショップ SDGsの本質を知る 約50分
個人ワークは、オリジナルワークシートを使います。
02 ワークショップ 「2100年 未来の天気予報」 約50分
内容:グループワーク
"SDGs"の、さらにその先へ
2050年 カーボンニュートラル(CO₂排出を実質ゼロに)~脱炭素社会の実現を目指して~
2020年10月、菅義偉内閣総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。また、海外を見渡せば2050年までのカーボンニュートラルにコミットした国と地域は、123カ国・1地域に上り、最大のCO₂排出国である中国、アメリカもCO₂削減に大きく舵を切り始めました。日本としても大きな決断をしたものの、未来への課題は山積みです。技術の進歩や産業構造の変化の中で、私たちができることとは…環境省が作成した動画『2100年 未来の天気予報』を題材に、地球温暖化対策による影響・被害の可能性についてカーボンニュートラルに関する基礎的な知識を抑えながら、日々の行動の中でできることを考えるワークショップを提供します。
導入までの流れ
ツアー内の宿泊数や移動距離、移動手段を基に算出します
関連情報
ニュースリリース:2022年5月27日 JTBカーボンニュートラル宣言
2050年CO2排出量ゼロをめざし、持続可能な交流創造事業に挑戦
株式会社JTBは、持続可能な地球環境の実現に向け、事業活動における環境負荷を段階的に削減し、2050年度までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)をめざします。今後は、この取り組みをグループ各社に広げ、お客様・事業パートナーと共に、交流をサステナブルな観点で見直し、心豊かで持続可能な社会の実現と、そのための環境の維持・創出に取り組みます。さらに、地域や観光事業者との連携を深め、ツーリズム産業におけるサステナビリティの推進につなげてまいります。
詳しくは こちら