JTBが描く、これからの働き方とは?
JTBの考えるワーケーションのカタチを紹介します。
×テレワーク
インセンティブが、ワーケーションに?
このSTORYの語り手
体験者IT関連企業勤務
Cさん
このワーケーションの体験者
- お客様のご職業
- IT関連企業社員(男性・30代)
- 参加形態
- おひとり
- ワーケーションの目的
- 成績優秀者のインセンティブツアーのご褒美として、会社の招待でリゾートでワーケーション
- 体験前のお客様の疑問
- ワーケーションってインセンティブになるの?
ハワイのインセンティブが中止!その代案は・・・
「今年のインセンティブはワーケーションにしよう!」
マジかよそれ、と思った。
いくら新しいこと好きだからって、ちょっと調子に乗りすぎじゃないか、うちの社長?
たしかにコロナで今までみたいな大人数でのハワイツアーが難しくなってきてるのはわかるけど、ワーケーション、ってインセンティブツアー中に仕事しろってことなのか?
日程は7泊8日。
沖縄に滞在する8日間のうち、往復の移動日を含めて5日間が休暇、3日間は仕事。
事前に勤務日を決めておけば、仕事は最初の3日間でも、真ん中3日間でも、1日おきでもOK。そんな緩いルールだけを説明され、とりあえずモバイル1台でぶらっとやってきた。
最後はゆっくりしたいので、とりあえず仕事は最初の3日間に設定。
基本的にはホテルの客室で海を見ながらテレワークをして、気分転換したくなったら街なかのコワーキングスペースに出かけることにしようと思う。
僕たちITベンチャーは、コロナ以降はほぼずっと在宅でテレワークだったので、沖縄で仕事をしようと業務に1ミリも影響はない。
1日目の午前中はうまくペースがつかめなくて、ぼーっと海を見てたりしたけど、午後からは意外なほど仕事がはかどった気がする。
非日常の空間だと、むしろ仕事はかどる?
なんかおかしい。
インセンティブにワーケーションなんて、正直あまり気乗りじゃなかったけど、実際にやってみたらこれはこれで悪くない。
というかあまりに調子がよくって、時間を忘れて仕事しちゃいそうになるので、わざと少し細切れにワークしてみることにした。
でも仕事の合間の休憩に、近くのビーチを歩いていると、突然アイディアが降りてきて、慌てて戻ってワークを再開する、なんてこともあった。
アイディアが出やすい3つのBは「Bath, Bus, Bed」なんていうけど、ぜひ「Beach」も入れてほしいくらいだ。
そんなわけで、あっという間に仕事の3日間が終わった。正直、もっとやってもいいと思ったけど、「どんなにノってきても3日間以上は働いてはいけない」と会社からキツく言われているので、今回は涙を飲んで休暇に入ろうと思う(笑)
今回のプランには沖縄の離島行きの航空券が3枚付いているので、いわゆるアイランドホッピング(島めぐり)ができるのだという。
なので休暇の3日間は、石垣島と宮古島に1泊づつしてみることにした。
もっとゆっくりワーケーションがしたい!
沖縄の離島でひとつやってみたいことがあった。
八重山出身のBEGINのヒット曲で、僕が大好きな歌、「島人ぬ宝」に歌われている「とぅばらーま」とか「デンサー節」というのを一度聞いてみたかった。これは八重山民謡と呼ばれ石垣島で古くからうたわれているもの。
最初は町の民謡居酒屋でちょっと聴くだけのつもりでいたんだけど、店で隣り合った地元の人に話したら、翌日三線の師匠のところに連れて行ってくれて、みっちり教えてもらうことに。
今回は石垣島に1泊しかしなかったけど、もっとずっと長い間滞在したい、と思った。
ひとりでワーケーションなんて寂しくなかった?って聞かれたけど僕はそれほど寂しいとは思わなかった。ただ受賞者同士で同じ時期にワーケーションして、休暇日は一緒に遊ぶのもいいかもしれない。家族がいる人はファミリー向けのワーケーションインセンティブも用意されてたみたいだしね。
終わってみたらインセンティブでワーケーション、めっちゃありだな、って思った。これは実際に自分で体験してみないとわからなかったと思う。
むしろ今度自費でもいいからワーケーションやってみたいと思った。それも超ロングなやつ。
でもインセンティブで行けた方がいいから、これからも仕事がんばろっと。
POINT このSTORYのポイント
非日常の空間でワークを行うことによる「五感セレンディピティの出会い」で
普段とは違うアイディアが思い浮かぶ、など「発想力向上」が期待できます。
コロナ禍で今までのように実施できなくなった
インセンティブツアーなどの代替案で実施してみるのもおすすめです。
こんな課題ありませんか?
- インセンティブツアーが中止。社員のモチベーションやロイヤリティをあげる代案はないか?
- 慣れない働き方で社員がイライラや疲れを感じることが多くなった
- 社員に生き生きと、クリエイティブに働いてほしい