コロナ禍により、企業を取り巻く環境、社員の働き方は大きく変わりました。出社することがが難しくなり、対面で集まる機会が減少した結果、社員同士や社員と上司とのコミュニケーションの不足、他部署との連携不足、モチベーションの低下といった課題がこれまで以上に問題視されるようになりました。このような中、コミュニケーション促進の施策として注目されているのが、社内イベントに活用できる「ギネス世界記録™への挑戦」です。企業と社員のエンゲージメントを高め、より強固な組織づくりを行うための施策のひとつとして多くの企業で活用されています。本記事では、「ギネス世界記録™への挑戦」の活用事例をご紹介します。
目標は世界一、 挑戦がチームの絆を深める
コロナ禍によって、社内イベントやチームビルディングに趣向を凝らす企業が増えています。そんな中、ギネス世界記録 ™の挑戦を通じて社内のコミュニケーションを刺激し、組織に一体感を生み出す取り組みが注目を集めています。
世界記録はメンバーが一丸となって挑んでこそ達成できる偉業。みんなで力を合わせて取り組むとき、チームは一瞬で一つになることができます。記録への挑戦は、チームワークやエンゲージメントの向上など、さまざまな効果を期待できます。コロナ禍により、オンラインを活用した挑戦も行われています。
ギネス世界記録 ™チャレンジが企業にもたらす効果
- チームの一体感が生まれる
- 社内のコミュニケーションが活気付く
- 目的やメッセージを体感し、共有できる
- 会社やチームへの愛着・帰属意識が高まる
- 記念事業がより思い出深いものになる
後半では、ギネス世界記録 ™を実際に成し遂げた企業の事例と、そこから生まれた効果をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
JTBのグループ会社であるJTBコミュニケーションデザインは、ギネスワールドレコーズリミテッドのオフィシャルパートナーです。
記録が大切?それともプロセスが大切?
目的に合わせて種目を選ぼう!
JTBグループで、さまざまなコミュニケーションサービスを提供するJTBコミュニケーションデザインでは、ギネス世界記録 ™のチャレンジ目的を、大きく2つに分けて考えています。求める目的に合わせ、チャレンジ種目を選んでいきましょう。
01 「記録達成が大切」派! Anniversary Challenge
企業や団体の周年イベントや特別な記念に、高い確率で記録達成ができる種目を選定します。世界記録を目指して準備する楽しみや、達成の喜びをみんなで共有することで、心に残るイベントを実現します。
02 「プロセスが大切」派! Engagement Challenge
難易度が高い種目へのチャレンジを通して、チームビルディングを目指すコースです。記録達成に向けて「どうやってこの記録を達成するか」とチームで考えていく。挑戦へのプロセスを大切にした種目です。
種目選びから運営計画まで。
チャレンジは、準備から始まっている
「世界一」という言葉は人々の興味をひきつけ、準備している間も気分を高揚させてくれます。JTBコミュニケーションデザインでは、種目の選定、運用計画にいたるまでをバックアップ。「練習中から縦と横のつながりを生み出したい!」「チャレンジ精神を刺激したい」といった声にお応えするプランをご提案し、記録の達成まで二人三脚で歩んでいきます。
また、プロが関わることでイベントの質が高まり、記録への挑戦ムードや特別感を高めていきます。チャレンジを成し遂げたときの達成感や一体感は、イベント後も長く続いていくことが期待できます。
オンラインでも挑戦できる!ギネス世界記録™
FacebookやInstagramなどのSNSや、ZoomやTeamsなどのオンラインビデオ会議プラットフォームを利用することで、ギネス世界記録に挑戦することができます。リアルで集まることが難しい現在の状況化でも、オンラインサービスを利用することで遠隔でも社員が一丸となって記録の達成にチャレンジすることができます。
ギネス世界記録™挑戦の流れ
記録申請の4ステップと具体的な記録挑戦の流れとサポート
STEP01 挑戦決定・申請種目決定
概要決定
誰がどのように記録挑戦をするか、挑戦概要と目的をお聞きします
種目決定
目的に合った種目をご提案し、選定、記録挑戦の正式決定をいただきます
STEP02 ルールに沿った準備期間
申請手続き
GWR社との正式な申請手続きを行います
実行計画
挑戦種目のルールブックに沿った詳細な挑戦の運営計画を立てます
STEP03記録挑戦
社内準備
挑戦当日までの社内広報や、イベント自体の進行打ち合わせをサポート
挑戦
当日、スタッフとルールに沿った備品などをセッティングし、挑戦します
STEP04記録の認定
結果発表
公式認定員がいる場合はイベントないで判定を行い結果発表をします
記録納品
(認定後)公式認定証の発行や記録映像・写真などを納品します
ギネス世界記録™への挑戦で最高のチームをつくった事例5選!
ここからは、企業イベントにギネス世界記録™への挑戦を組み込んだユニークな事例をご紹介していきます。
■リアル開催の事例
01グループ企業で同じ価値観を共有
記録名:最大の人文字
グループ会社や社員の家族もあわせて7,000人が集まる大規模な企業イベント。グループがテーマに掲げる「ONE」を体感できる、世界最大の人文字の記録にチャレンジ。ふだんは別々の会社や拠点ではたらくメンバーたちが、枠を超えて同じ価値観を共有しました。
02営業チームの目標を体感
記録名:ドミノ形式で倒した最も多い本の数
ある流通企業のストアマネージャーが集まる総会で、本を使ったドミノ記録に挑戦。一時間に立ててドミノ形式に倒した最も多い本の数で見事記録を達成することができました。
03息を合わせ、チームを一つに
記録名:同時にけん玉を皿でキャッチした最多人数
参加者全員がけん玉をもってスタート。スタートの合図とともに、けん玉をお皿でキャッチします。練習を重ね、息を合わせ、記録に挑戦。一人ひとりが集中力を高め、チームが一つになっていくチャレンジとなりました。
画像はイメージです
04特別な記念日に、記憶に残る挑戦
記録名:最も多く展示されたくす玉の数
くす玉の準備から世界記録への挑戦がスタートします。イベント会場のさまざまな場所にくす玉を設置し、一人ひとりがくす玉の下にスタンバイ。みんなで一斉に紐をひいた瞬間、会場の盛り上がりは最高潮へ。全体の一体感を醸成し、記念日の記憶に残る挑戦となりました。
■オンライン開催の事例
05組織の一体感の再認識
記録名:1時間でウェブサイトに投稿された指差しをする人の写真の最多数
社が未来志向で発展できるよう、社員が一つになれる記念事業イベントを50周年記念イベントとして実施。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、一時はイベントの延期/中止も検討されていました。実行委員メンバーの「何とか開催したい!」という熱意に応えるべく、コロナ禍でも安心・安全に実施できるオンラインイベントを提案し開催に至りました。社員が「One Team」であることを再認識でき、同じ時間・体験を通じて未来を共有、社内風土・環境の変化にも一石を投じられるオンラインイベントになりました。
周年イベントやキックオフイベントなど、ギネス世界記録™への挑戦は、準備から実施後まで長い時間をかけてエンゲージメントを高めていきます。JTBコミュニケーションデザインは、ギネスワールドレコーズリミテッドのオフィシャルパートナーとして、多くの実績※を重ねてきました。「どんな記録に挑戦したいか」「期待する成果は?」など、お気軽にご相談ください。ギネス世界記録™への熱いチャレンジをお待ちしています!
今回ご紹介した事例については、JTBグループの実績でないものも含めて、ギネスワールドレコーズの承諾をいただいたうえでご紹介しております。