マーケティングDX時代におけるB to Bマーケティングイベントの要諦を探る!
データとデジタル技術の活用によりビジネス環境の激しい変化に対応するとともに、顧客や社会のニーズをもとに製品やサービス、ビジネスモデルを変革するマーケティングDX時代が到来。スマートデバイスの普及や労働生産人口の減少、SaaSに代表されるクラウド型業務システムの普及のほか、新型コロナウイルスなどの影響もあり、B to Bマーケティングを取り巻く環境が大きく変わり始めています。マーケティングイベントやセミナーの実施を計画する中で、従来型の思考や施策を見直し、より効果的かつ継続性の高いイベント・セミナーのスタイルを模索されている方も多いのではないでしょうか。
組織の課題解決に寄り添うビジネスパートナーとしてJTBは、「人をつなぐ、組織をつなぐ、社会をつなぐ。その先のサステナブルな未来へ」をテーマに『JTBビジネスソリューションEXPO2022』を2022年11月に開催。〈営業・マーケティング戦略〉〈組織・人材戦略〉〈広報・経営戦略〉の3つの観点から、複雑化・多様化していく組織・社会の課題解決に関する様々な事例を紹介しました。
その中でも〈営業・マーケティング戦略〉の観点から実施された4つのセッションでは、「次世代イベントテクノロジー」や「ハイブリッドイベント成功の秘訣」、「マーケティングイベントでの集客課題の解決」や「売上を最大化するパートナーリレーションシップ」をテーマに、これからのB to Bマーケティングイベントの要諦を解説しておりますので、ぜひご覧ください。
掲載内容は2022年11月時点の情報となります。
INDEX
時代に応じて変わるべき、B to Bマーケティングイベントのポイントがわかる4つのセッション
01次世代イベントテクノロジーはイベントをここまで変える!
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グローバルイベントでは、「リアル」「オンライン」「ハイブリッド」「B2B」「B2C」がトレンドとなっています。当セッションでは、グローバルディファクトスタンダードであるイベントテクノロジー「Cvent」の総代理店であり、JTBパートナー企業であるSaaSprestoの落合氏とともに、次世代テクノロジーがイベントをどう変えていくのかを予測。イベント管理のベストプラクティスを実現するクラウドサービス(SaaS型)として、必要なタイミングで必要な期間だけ提供するニューノーマル時代のイベント管理プラットフォーム「Cvent」が果たす役割が見えてきます。
02ハイブリッドイベント成功の秘訣! 複雑化する顧客接点の中から有効な見込客を見つける方法とは?
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コロナ禍を経て、イベントのデジタル化は「顧客に体験してもらう」「顧客との関係性を築く」「顧客を啓蒙する」「有効な見込客を見極める」など、マーケティングを実施する上でとても重要なポイントとなっています。当セッションでは、B to B企業へのマーケティング支援のコンサルタントである垣内氏をゲストに迎え、どのように顧客とのエンゲージメントを計測すべきかなど、ハイブリッドイベント成功のポイントがつかめます。また、見込みが高いお客様を発見するための有効な方法やイベントにおける効果的な手法など、これからのイベントのあるべき姿が浮き彫りとなります。
03マーケティングイベントでの集客課題解決に向けてその重要ポイントとデータ活用
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B to B向けのイベントやセミナーを開催するにあたり、集客は大きな課題です。当セッションでは、マーケティングイベントの集客を促進する上で考えるべき重要なポイントやデータの活用方法などを、アマゾンジャパンのマーケットプレイス事業で営業統括を経験後、現在はPeatix JapanのCMOである藤田氏がマーケターの目線から詳しく解説。リーチ数や参加率の上げ方、参加意欲の高い方に的確にアプローチする方法など、イベントやセミナーの企画・実施担当者が抱える集客の課題を解決するヒントが得られる良い機会となっています。
04代理店(パートナー)ビジネスを科学する! 売上を最大化するパートナーリレーションシップマネジメントとは
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代理店(パートナー)ビジネスにおいて、パートナーの全容把握や関係の属人化が課題になることがあります。そのため欧米では関係性の仕組化やコミュニケーションの適正化、フィードバックの定量分析などにより、相互発展をめざす取り組みが進んでいます。これらを日本向けに最適化し、インセンティブなどの施策効果を最大化できるソリューションを紹介。「パートナー連携を強化するイノベーションとその仕組み」と「パートナーとの関係を可視化できるPRMの有用性」、「エンドユーザー志向や自社への評価を可視化できるCXMとPXM」をテーマに解説します。
まとめ
コロナ前まで、展示会やセミナーなどは大半がオフラインの開催でした。しかしコロナ禍中にオンラインが定着し、現在ではハイブリッド化が話題になるなど、実施方法のトレンドが短期間のうちに変様しました。なおかつマーケティングDX時代に適した施策の必要性など、旧来なかった要素が不可欠となるこれからのB to Bマーケティングイベント開催の要諦をまとめた4つのセッションはいずれも、新しい時代のイベントをいち早く成功させるための指針となります。