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企業・団体向け WEBマガジン「#Think Trunk」 周年記念イベントのアイデア25選!得られる効果とポイントとは?

2025.02.18
ミーティング&イベント
会議・イベント運営
売上拡大・販売促進
従業員満足(ES)向上
周年事業

周年記念イベントとは、会社の創業や設立からの節目となる年に実施されるイベントです。社内・社外向けなのかによってイベントの目的や効果が異なります。この記事では、周年記念イベントのアイデア25選と成功に導く5つのポイントを紹介します。

そもそも「周年記念イベント」とは?

周年記念イベントとは、会社の創業や設立からの節目となる年に実施されるイベントです。企業の歴史や価値観を改めて確認したり、関係者に対する感謝の気持ちを示したり、今後のビジョンを共有します。創業や設立をした日を1日目とし、周年記念日は「1年目、2年目、3年目」と数えていきます。

周年記念イベントの準備には半年から2~3年間の期間ですが、長い場合は、数年かけるケースもあります。いずれにせよ、一定以上の期間を要するため、計画的に取り組まなければなりません。

周年は企業の節目にあたり、イベントの当日以外の前後期間も企業の過去や未来について考えることが大切です。事前に社内の機運を高めておくことで、当日の盛り上がりが増しますし、事後に施策を実施すれば、共有したビジョンについてより実現がしやすくなります。

周年記念イベントは社内向けに実施するパターンと、社内外双方に対して実施するパターンがあります。

【社内向け】周年記念イベントの目的と効果

社内向けの周年記念イベントは、従業員や家族も対象に含みます。周年記念イベントを通して経営陣から感謝を伝えたり、企業理念を共有したりすることで、従業員の帰属意識の向上が期待できます。その結果、仕事に対するモチベーションをアップさせることも可能となります。

また、社内向けの周年記念イベントを実施することで、日常の業務で関わりが少ない部署同士が交流するきっかけを作ることもできます。それにより、社内のコミュニケーションが活性化して、その後の企業運営にも役立つ可能性が高まります。

さらに、改めて企業の価値観を共有できるため、企業理念に対する意識を強化する機会にもなります。周年記念イベントにおける企業文化、理念、方針などの浸透は、従業員の教育としても有効です。

【社外を含む】周年記念イベントの目的と効果

一方、社外を含めた周年記念イベントは、顧客、取引先、パートナー企業、株主、地域コミュニティ、住民などが対象となります。イベントの実施により、企業のブランド価値の向上や将来性のアピールなどにもつながりますし、顧客を巻き込むことで、商品やサービスの認知度の向上も期待することができます。

また、事業を継続するには、関係者の協力や顧客からの支持による購買行動が欠かせないことから、これまでの感謝を表現しつつ、将来のビジョンを伝えることで、関係者や顧客との信頼関係をより強化しやすくもなります。

周年記念イベントのアイデア

周年記念イベントの内容については、目的に応じて選ぶ必要があります。ここでは、以下の種類に分けて実施内容のアイデアを紹介します。

  • 周年記念イベントの企画アイデア10選
  • 周年記念イベントの映像・印刷物のアイデア5選
  • 周年記念イベントのノベルティグッズのアイデア5選
  • 周年記念ベントの広報・PRのアイデア5選

周年記念イベントの企画アイデア10選

ここからは、周年記念イベントの企画に関するアイデアを紹介します。

01スピーチ・プレゼンテーション

周年記念イベントにおいて、今までの功績や今後予定している事業などのプレゼンテーションを行うことで、社員の士気を高めることができます。企業の節目に一度自社を見つめ直し、今後につなげるメッセージを織り込むことがポイントです。その際には、見やすく、社員を鼓舞するような内容の資料を作成することが大切です。

02社員の表彰式

社員へ感謝の気持ちを伝えたい場合は、表彰式がおすすめです。表彰された社員は特別感を得ることができますし、その他の社員も表彰された社員を一同で称え、目指したりするなど、社員全員の士気が高まる可能性があります。言葉だけではなく表彰状やトロフィー、報奨品などを用意するとより効果的です。

03社内コンテスト・ゲームプログラム

新規事業など、業務に関する企画を選ぶこと自体は通常業務でもよくありますが、周年イベントとして大々的にコンテストを行うという方法もあります。企業の事業に関係する内容で社員同士を競い合わせると、イベントは大いに盛り上がります。その際には、接客やタイピングなど、日々の業務に関連するコンテストがおすすめです。

また、全員参加型のゲームプログラムを実施する事例もあります。この場合は、ビンゴ大会や謎解きなど、誰もが楽しめるゲームが適しています。

04ゲストの招待

普段会えないような芸能人やタレントをゲストに招待すれば、社員に周年イベントを特別なものと感じてもらえるはずです。人気がある芸能人に来てもらえば、それだけでも社員に対するインセンティブにもなります。

05従業員のパフォーマンス

社内サークルやそれぞれの部署で、パフォーマンスを行うイベントは、チームのコミュニケーションを促進し結束力を高めます。しかしながら、社員の負担が増えるイベントでもあるため、あまりクオリティの高さまでは求めないことをおすすめします。

06パネルディスカッション・座談会

経営陣や若手を交えて、パネルディスカッションや座談会を行うケースも少なくありません。世代間や部署の垣根を超えたコミュニケーションが促進されるとともに、経営理念や方針の浸透にも役立ちます。周年イベントのトークテーマとしては、「これからの〇年」「若手から社長へ〇個の質問」「若手の将来の希望や抱負」といったものが適していると考えられます。

07会社の歴史をまとめたパネルの展示

周年イベントをリアル開催する場合は、会社の歴史をまとめたヒストリーパネルの展示もおすすめです。パネルを見ながら思い出話ができ、参加者同士のコミュニケーションの活性化にもつながります。

ヒストリーパネルを展示する際は、展示方法を工夫することも大切です。たとえば、ただ時系列順にパネルを並べるのではなく、ストーリー仕立ての展示にするケースもあります。参加者が思わずじっくり読み込んでしまうような展示を設置すれば、自社への理解やモチベーションを促進することも可能です。

08次の周年イベントへのタイムカプセル

少し変わったところでは、次の周年イベントに向けてタイムカプセルを作成する企業もあります。参加者全員が「次の〇年後」に想いを馳せることができるため、全社の一体感を高めるイベントとしても効果的です。また、タイムカプセルを作成する際には、従業員同士のコミュニケーションが促進されます。

一方、対外的には、次の周年イベントを見据えることで、企業経営の安定感をアピールすることにもつながります。

タイムカプセルに入れるアイテムとしては、〇年後の自分たちや後輩へのメッセージなどがおすすめです。

09オリジナル楽曲の制作

周年の記念として、オリジナル楽曲を制作する企業もあります。外部に楽曲制作を依頼するケースが一般的ですが、自社に作詞・作曲ができる人材がいれば、従業員で協力しながらオリジナル楽曲をつくるという方法もあります。オリジナルムービーとともに使用すれば、イベントがさらに盛り上がります。

10従業員と取引先や顧客の交流会

これは、自社の従業員と取引先・顧客の交流機会を設けることで、関係性の構築につなげるアイデアです。普段はなかなか聞くことのできない顧客のリアルな声に耳を傾けられるので、商品やサービスのブラッシュアップにも役立ちます。

周年記念イベントの映像・印刷物のアイデア5選

周年イベントを開催する際は、映像や印刷物を制作することもおすすめです。自社の歴史の積み重ねや魅力をまとめることで、イベントをさらに盛り上げることができます。

01周年イベント動画

今までの歴史を振り返り、初心にかえるためには、事業開始から今までをまとめた動画を制作するのがおすすめです。自社のことを説明する動画にもなるため、社内ブランディングにも適しています。

02商品・イベントPR動画

商品紹介やイベントPRの動画を作成して、周年イベントをきっかけに告知を行う方法です。こういった動画はWebサイトとともに制作されるケースが多くあります。新しいWebサイトに掲載するなどのタイミングで実施できると効果的です。

03招待状

周年イベントの告知や招待を電子メールやインターネットだけで済ませることは可能です。しかし、より目を通してもらえる確率を上げるためには、あえて紙で招待状を作ることがおすすめです。紙で作成した招待状は主に外部関係者を招く際に活用します。

04会社の歴史をまとめた社史・記念誌

会社のこれまでの歩みをまとめた社史や、周年の記念誌を制作する企業もあります。ヒストリーパネルと同様、思い出を振り返るためのツールとして有用です。従業員同士のコミュニケーションの活性化につながり、エンゲージメントの向上も期待できます。

05会社案内のパンフレット

周年イベントを迎えるにあたって、会社案内のパンフレットを刷新する企業は少なくありません。「次の〇年」を見据えた取り組みをアピールすることで企業のブランドを強化し、営業や採用活動への貢献にもつなげる狙いがあります。

周年記念イベントのノベルティグッズのアイデア5選

周年イベントの記念として、ノベルティグッズを制作する企業も少なくありません。たとえば、以下のようなグッズがおすすめです。

01オリジナルペン・ノート

社名や社のロゴが入ったボールペンやシャープペンシル、ノートは、周年記念のノベルティとして定番です。業務中に利用できるため実用性も高く、従業員からも喜ばれます。比較的安価で製作できる点もおすすめのポイントです。

02ステッカー・ファイル

パソコンやアタッシュケースに貼れるステッカーや、書類をいれるファイルは、社外に持ち出すことも多く、社内外で活躍できます。薄く大量に用意しても場所をとらず、保管コストもかかりません。

03Tシャツ・タオル

スーツ着用が義務付けられていないカジュアルな企業であれば、おそろいのTシャツもおすすめです。勤務時に着用する服としても利用でき、おそろいのものを着ることで一体感が生まれて、チームワークが高まる可能性もあります。

Tシャツが難しい場合は、おそろいのタオルもおすすめです。実用的なアイテムなので日常生活のなかで使用する頻度も高く、使う度に周年イベントの思い出を振り返ることができます。

04名刺・カレンダー

周年イベントを迎えるにあたって、名刺やカレンダーを刷新する企業もあります。名刺に◯周年と記載するだけで、商談時に会話のきっかけを増やすことも可能です。

また、職場のデスクにカレンダーを置く人は多いため、周年記念のカレンダーを配れば接触機会を増やすことができます。

05お菓子・水などの飲食物

お菓子や水なども、ノベルティの定番品の1つです。消耗品なので人を選ばず、幅広い層に喜ばれるというメリットがあります。企業のロゴやイメージキャラクターなどをプリントし、特別感を演出することがおすすめです。

周年記念イベントの広報・PRのアイデア5選

周年イベントを広報として活用する場合は、以下のようなアイデア事例があります。

01ロゴ・スローガンの刷新

周年記念の際、企業のロゴやスローガンを変更すると、周囲に大々的に告知できます。顧客に受け入れられやすいデザインは時代とともに流行りが変わるため、周年記念のタイミングでロゴを定期的に変更する企業は多いものです。また、コーポレートスローガンも、時代の流れや企業の成長に合わせて、適宜見直す必要があります。

02新商品・サービスの発表

社内外問わず効果的なイベントとして、新製品や新しい事業プランの発表があります。周年イベントといった特別な場で発表することにより、通常のプレスリリースや記者会見よりも特別感が出て、告知の効果が高まります。

03サイトのリニューアル・特設サイトの開設

ロゴと同じく、Webサイトを刷新する企業も多い傾向にあります。顧客、取引先、求職者などが企業について調べるときに、まずWebサイトを閲覧することがほとんどです。見やすく洗練されたWebサイトを作れば、営業や採用などの企業活動にも良い影響をもたらします。

また、周年イベントの開催に合わせて、特設サイトを開設する企業も多くあります。

04SNSキャンペーン

SNSを運用していない企業は、周年イベントや周年記念を機会にSNSを始めるのもおすすめです。その際に、発売している商品やキャンペーンをSNSで発信すると、その投稿をきっかけに取引先や顧客とつながることができます。

また、周年イベントのノベルティグッズを制作し、SNSキャンペーンでプレゼントするという施策もおすすめです。

05TVCM

費用はかかりますが、認知拡大の効果が高いものがTVを媒体としたCMです。TVは老若男女幅広い人が視聴しているため、多くの人に自社について知ってもらえます。人の印象に残るCMを制作すれば、話題作りにも役立ちます。

周年記念イベントを成功に導く5つのポイント

周年イベントを成功に導くためには、次の5つのポイントをおさえることが重要です。

POINT01目的とターゲットを定める

まずは、何のために周年イベントを行うのかといった目的とターゲットを明確にします。そこが曖昧なままに企画を進めると、内容に一貫性がなく、先述したような目的を何一つ達成できないまま終わってしまうこともあります。目的を設定したうえで、ターゲットに届けるためにはどうすればよいのか考えましょう。

POINT02ビジョンを明確にする

周年イベントは社内外問わず、企業ビジョンを明確にして発信することが大切です。社内向けであれば社員同士の意識共有に役立ち、社外向けであれば信頼度や期待度アップにつながります。的確で魅力あるビジョンを発信するために、周年の準備に入る前には、是非一度見直してみてください。

POINT03周年記念イベントのチームの編成は慎重に考える

周年イベントの準備には、半年から2~3年間の期間を要します。予算案の作成やゲストの選定、広報活動など、なにかとやるべきタスクが多く、想定以上に時間がかかるケースも少なくありません。

イベントをスムーズに進行するためには、それぞれの役割に合った人材を選出して、担当チームを結成することが大切です。イベント運営は総務部が担うケースが多いものですが、なかには全社横断的にメンバーを集める場合もあります。

なお、イベント運営チームの主要メンバーには、以下のような特性を持つ人材が適しています。

  • 周年イベントを「自分ごと」として捉えられる
  • ほかの従業員からの人望が厚い
  • 周囲を巻き込みながらプロジェクトを進行できる
  • 成長意欲が高い

POINT04オリジナリティのある参加型イベントを盛り込む

周年イベントを成功させるためには、運営チームだけでなく、全従業員が一丸となってイベントに取り組むことが重要です。「参加させられている」という姿勢の従業員が多いと、社内の一体感が損なわれてしまいます。

そこで、周年イベントには、参加型のプログラムを盛り込むことがおすすめです。全従業員がなんらかの形で参加できるプログラムを盛り込めば、誰もが「自分ごと」としてイベントに取り組めるようになります。

たとえば、全従業員が参加できるゲームを実施したり、いくつかのチームに分かれてアクティビティを楽しんだりするケースもあります。

POINT05今までの感謝と企業の未来を伝える

周年という節目は、日々の従業員の働きや、取引先・顧客との関係性があってこそ迎えられるものです。そのため、周年イベントでは、これまでの感謝を伝えられるようなプログラムを設けることをおすすめします。

また、周年イベントは過去から現在までを振り返るだけでなく、次の未来につなげるために開催するものでもあります。今後の取り組みや新規事業など、企業としての「未来」を伝えることも大切です。

周年記念イベントの成功事例4選

自社だけで周年イベントを行うと、通常業務に加え会場の選定や手配、企画準備、当日の運営などの作業が必要となり、社員にとって負担が多くなってしまいます。JTBでは、企画提案から会場の選定、イベント当日、事後の振り返りまでの一連の業務をワンストップで運営サポートしています。

以下、周年イベントの事例を紹介します。

周年事業のサービスについては、こちらをご覧ください。

01 フエニックス・コンタクト株式会社 様全社で「脱炭素」に挑戦!“サステナビリティ”と“コネクション”をテーマに100周年プロジェクトを実施

フエニックス・コンタクト株式会社様は、ドイツ本社設立100周年、日本法人設立35周年に合わせて「脱炭素」にフォーカスした周年事業プロジェクトを実施しました。

導入の背景
ドイツ本社の指示により「サステナビリティ」をテーマに周年記念事業を実施することになり、日本法人ならではの取り組みを検討していました。
抱えていた課題
各従業員に自社で働くことに誇りをもって欲しいという思いがありました。
実施内容
“サステナビリティ”と“コネクション”をテーマとし、SDGs研修、SDGsツアー、脱炭素チャレンジアプリ、周年記念パーティーに取り組みました。
効果
社員の機運が高まり、次の世代へつなげる土台づくりができました。
周年記念事業は顧客や社員のつながりを強化し、企業を変革するきっかけにもなります。

02 株式会社カシワバラ・コーポレーション 様社員に思いを直接伝えたい~創業70周年記念式典~

導入の背景
創業70周年を記念し、グループ全体での記念式典をハワイで開催し、従業員とその家族に対する感謝を伝えることを目的とした記念式典を計画していました。
抱えていた課題
一方で、「100年企業」を目指すうえで、グループ各社を含めた全従業員に新しいビジョンを共有する必要性を感じていました。積極的な採用活動を行っていたため、従業員数は今後も増える見込みで、今後いかにして増え続ける従業員に対してグループの一員としての帰属意識を高めていくかという点が課題となっていました。
実施内容
そこで、グループ全体が1つになれるよう「The One」というテーマを掲げ、全従業員参加のカウントダウンや新作ユニフォームのお披露目ファッションショー、社長による中長期経営計画のプレゼンテーションや野外パーティーなど、一体感と特別感を演出できるようなプログラムを多数実施しました。
成果
社長自らが今後の展望や感謝を伝えることで、従業員全員に一体感を共有することができ、「100年企業」に向けた一歩を踏み出すことに成功しました。式典やパーティーも盛況のうちに終了し、参加者全員で70周年を祝う素晴らしいイベントとなりました。

03 大手電子機器メーカー B社 様周年記念事業 ~全従業員様への感謝の気持ちを込めた「コトギフト」~

導入の背景
全国各地に約30,000名の従業員を抱える大手電子機器メーカーB社様。従業員ごとに勤務地や勤務形態がバラバラのため、周年記念パーティーや記念旅行など、社員一同参加型のイベントを実施することは困難でした。しかし、そのようななかでも、会社として可能な範囲で従業員の皆様に感謝の気持ちを伝えたいとお考えでした。
抱えていた課題
社員一同参加型の周年事業が困難ななか、会社としてこれまでの感謝を従業員1人ひとりに伝える方法を模索していました。また、「これまでにないカタチで感謝を届けたい」との要望もありました。
実施内容
周年記念品として、旅行という「体験」をプレゼントするオリジナルギフトカタログを制作し、全従業員に提供しました。具体的には、周年記念にふさわしい、プレミアム感のある宿泊プランを特別設定したギフトカタログで、カタログには従業員への感謝のメッセージや、各旅先の魅力を取材した体験レポートも掲載しました。
成果
すべての従業員にこれまでの感謝を「新しいカタチ」で伝え、エンゲージメントを向上させることに成功しました。

04 大手水処理装置開発会社 C社 様決戦の地は日本!世界各国から集結 創立70周年記念「全社フットサル世界大会」

導入の背景
水処理事業を主軸とし、アジア、ヨーロッパ、アメリカとグローバルに展開するC社様。世界各地の拠点に全6,000名以上を抱えており、70周年を迎えるにあたって「なにか大きなイベントを企画したい」と考えていました。
抱えていた課題
社長が最も重要視していた課題は、従業員の一体感の創出でした。国内外の従業員の仲間意識や一体感を醸成するとともに、海外事業会社の従業員に、自社についての理解を深めてほしいとの思いがありました。その他実務的な面では世界各国から参加者が来日するにあたり、ビザの手続きや交通・宿泊の手配やオペレーションも課題としていました。
実施内容
同時期に開催されていたサッカーワールドカップにヒントを得て、国内外の参加者によるフットサル大会の開催を決定。海外18地域から12チーム180名が来日し、日本国内から出場の8チームと合わせて全20チーム、総勢約300名が参加する大規模な大会を設定しました。また、参加者には開発拠点や本社の見学も実施し、自社の理解を深めてもらう機会を確保しました。
成果
スポーツという共通体験により、国を超えた一体感が醸成され、会社へのエンゲージメントの向上につながりました。また、海外事業会社の従業員が本社や開発施設を見学する機会を設けることで、会社に対する理解を促進することにも成功しました。

まとめ

周年記念イベントの実施は、これまでの自社の歩みを改めて確認したうえで、未来のビジョンを示すことができます。また、従業員のモチベーションを高めたり、関係者との信頼関係を強化する効果も期待できます。周年記念イベントの内容はアイデア次第でさまざまです。自社が重視するポイントを考慮し、目的を達成できるイベントを企画する必要があります。

いずれにしても、準備にはある程度の時間がかかるため、計画的に取り組むことが大切です。また、イベントを成功させるには、プロジェクトを遂行するチームのメンバーを慎重に判断する必要があります。

企業向けに周年記念イベントの効果やポイントを紹介する資料を提供しています。周年記念イベントを成功させるために、ぜひご覧ください。


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