「JTBオリジナルタクシーチケット」は、精算時に発生する目的外利用や精算時に発生する上限額超過の問題改善を目指し、JTBが独自に開発したタクシーチケットです。例えば、製薬メーカー様の講演会などでご利用されるタクシーチケットの「精算業務効率化」と「コンプライアンス強化」に貢献します。
JTBオリジナルタクシーチケット6つのメリット
01目的外利用の防止
タクシーチケットの本来の目的は、何時でもどこでも利用できる便利なものですが、JTBオリジナルタクシーチケットは、「日付限定(1日限定)チケット」です。利用予定日を限定することで、指定日外利用の防止ができます。
02上限額超過の防止
これまでは、上限額を超えても最大3万円までは支払い義務を負う必要があったり、上限1万円の固定タイプのものも多くみられました。JTBオリジナルタクシーチケットは、1,000円単位で上限金額の任意設定が可能でユーザビリティーが高いうえに、上限超過に対する牽制効果が期待できます。
03経費節減
タクシーチケットの記載内容から、利用日の相違や利用限度額のオーバーなどの目的外利用に対して一定の制限をかけることが可能となります。(悪質な改ざんを除く)
04チケット納品期限の短縮化
講演会名、Dr名、利用日、利用限度額など、チケットへの必要事項を印字した上で納品致します。到着後すぐに配布が可能です。
05業務軽減
タクシーチケットの発注から清算に至るフローを全てJTBに委託頂くことで、煩雑なタクシーチケットの発注管理、精算業務において業務の軽減をいただくことができます。
06全国エリアを1券種でカバー
全国のタクシー会社との契約(都道府県別契約率平均90%以上)により、幅広いエリアを1つの券種で対応することが出来ます。
精算業務の軽減とコンプライアンス強化につながった事例
事例01製薬メーカーA社様
課題
- 講演会招へい医師へのタクシーチケット提供に関するシステムの構築。
- タクシーチケットにおける精算業務の軽減。
ご提案したソリューション
- 有効期限を1日に限定できる『JTBオリジナルタクシーチケット』の導入。(通常のタクシーチケットの有効期限は2年)
- タクシーチケットの申込みから精算までの、一連の業務のアウトソーシングを提案。
効果
- トップマネジメントタクシーチケットに関する、目的外利用の減少によるコンプライアンス強化と経費削減。
- 申込みから精算までアウトソーシングを図ることによる、製薬企業内の業務プロセスの標準化など。
- MRによるタクシーチケット回収業務の軽減。(JTBタクシーチケットは1日限りにつき、講演会開催日を過ぎると無効)
事例02製薬メーカーB社様
導入前の目的外利用金額(発行枚数の約5%:B社調べ)
1,320,000,000円×5%=66,000,000円
タクシーチケット手配枚数(想定)
330,000枚
目的外利用の実例
利用日相違、上限金額オーバー、利用地相違
上記データは、B社コンプライアンス部門ご担当者の予測に基づき算出しておりますので、実際に上記の金額が目的外利用として支払われたという事実に基づいたものではありません。