小学生向けの学習塾である英進館様は、夏の合宿の内容を検討する中で、机上の学びではない新たな学びを提供できるプログラムを模索していました。そこで、プロバスケットボールB2リーグのライジングゼファーフクオカ様に、子どもへの特別体験プログラムの実施ができないか相談、全面バックアップのもとプログラムを作成しJTBより英進館様の夏の合宿での実施を提案。英進館様がライジングゼファーフクオカ様のオフィシャルパートナーだったということもあり、企画の実現に至りました。特色を出すためSDGsをテーマにし、コロナ禍で日帰りでの実施となりましたが、充実したバスツアーになりました。

英進館様

• 机上の学びではない新たな学びの提供
• コロナ禍での安心な合宿の実施
• 塾生へ特別感のある体験を提供

ライジングゼファーフクオカ様

• 特にファミリー層のファン拡大
• スポンサーへのプレゼンス向上

開催日

2022年8月9日（火）日帰り

参加者

小学校低学年～高学年　59名

体験内容

01“ライジングゼファーフクオカ”現役選手によるバスケクリニック

02“ライジングゼファーフクオカ”OB選手による社会人講話

• 加納 督大　氏（OB選手）
• 本多 純平　選手
• 大塚 勇人　選手

7/28に完成したばかりの新施設「アイランドアイコートMIRAIBA」にて、ライジングゼファーフクオカ様より上記３名の方々を派遣頂き、オリジナルのプログラムを実施

03地産地消食材・規格外野菜を使用した“SDGsカレー”ランチ

ホテル「The 358 UMI」にて、英進館様のSDGsツアー専用にメニューをイチから作成。福岡県産の食材はもちろん、流通の規格に合わない形の野菜を使ったフードロスに配慮したメニューをご提供

04マリンワールド海の中道でのバックヤードツアー

05海の中道海浜公園“環境共生の森”でのガイドツアー

海の中道エリアでの「海」と「森」の２つのテーマについて見学

各体験等にSDGsを紐づけた内容としたことで、参加したお子様たちに、机上では学べない新たな学びが提供できました。学習塾を出てプロスポーツ選手と身体を動かしたことは貴重な経験で、「夢」をテーマにしたOB選手による講話は、自分や地球の未来を考えるきっかけになりました。昼食はホテル「The358　UMI」にて、廃棄予定の野菜等を使ったSDGsカレーを食べながら、フードロスについて学びました。複数のお子様から「こんなに美味しいものを棄ててしまうのはもったいない。」という声が出て、頭で考えるのではなく、体験を通してSDGsを学べたことが実感できました。

英進館様からは、プロスポーツ選手から直接指導を受けられる機会は貴重だったと、大好評でした。スポーツが好きなお子様は多く、ツアーにスポーツ体験を組込むことで集客力があると分かったので、今後、合宿のプログラムにバスケットボール以外のスポーツ体験を取り入れることも検討されています。

ライジングゼファーフクオカ様からは、小学生への認知度向上や、新規ファン獲得につながったとの評価をいただいています。スポンサーである英進館様での実施をきっかけに、他のスポンサー企業や、教育マーケットに向けた提案につながる見込みです。顧客と顧客をつなぎ、広がっていく、ALL WINの取り組みになっています。