東洋大学国際観光学部と東京都による、観光経営人材育成講座「持続可能な観光地マネジメントにむけて」の運営を、JTBが全面サポートを行いました。近年、特にニーズが高まっているのは、イベント実施におけるマーケティング活動の効果測定です。具体的には、イベント参加者情報の収集、イベント当日の動向管理、そしてそれらの分析結果をマーケティング活動に活用することが重要となっています。本事例では、イベントマネジメントテクノロジー「Cvent」を活用することで、参加者募集から受付、当日の運営まで一気通貫で管理することで、安定した集客と満足度の高い講座の運営を実現しました。
- 背景
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東洋大学国際観光学部様は、研究や産官学連携関連のイベントを数多く実施しています。しかし、その事前準備や当日運営にリソースが割かれ、イベント実施の振り返りや次回イベントへの改善などが不十分との認識でした。そのため東洋大学の研究を広く知ってもらうというイベント開催の目的の達成に課題感があったそうです。そんな中、2022年11月に開催された「JTB ビジネスソリューションEXPO」に、東洋大学国際観光学部様が参加され、「A-1 マーケティングDX時代におけるBtoBマーケティングイベントの要諦を探る!」をご視聴頂きました。セッション内で紹介されたCventが、同部で実施予定の学外聴講者を募るハイブリッド開催のイベントにおいても有効であると感じ、運営事務局業務のスリム化と合わせて、JTBへ相談を頂きCventの利用が決定しました。
- 目的
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- 持続可能な観光地マネジメントに関する知識とスキルを提供する
- 東洋大学の研究活動とその成果を広く知ってもらう
- 外部委託による事務局業務の軽減
- イベント運営の効率化とアンケート分析による参加者満足度の向上
- 実施内容
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東洋大学国際観光学部による観光経営人材育成講座
「持続可能な観光地マネジメントにむけて」- 形式
- ハイブリッド形式(会場参加とオンライン参加)
- 会場
- 東洋大学 白山キャンパス
- 日時
- 2024年1月27日(土)および2月3日(土)
- 参加費
- 無料
- 定員
- 40名程度
- 対象者
- 都内に在住あるいは在勤の方で、地域の観光振興・観光産業・環境を考慮した地域資源の利用に関わる方
JTBだからできるポイント
- 総合的なイベント運営力
- オンラインとオフラインの両方を組み合わせたハイブリッドイベント開催において、これまでの実績とノウハウを活かし、円滑な運営を実現します。
- 一気通貫のシステム運用
- Cventを活用することで、イベントの告知から受付、アンケート分析まで対応可能。運営の効率化と参加者の満足度向上を図ります。
- 充実したサポート体制
- 事務局のサポートや登録者の個別対応など、イベント運営におけるサポートを提供し、主催者の負担を軽減します。
参加者募集から受付、当日までの一気通貫の管理
- 告知LP・イベントサイトの製作、申込受付システムの構築
- チラシ製作
- 事務局のサポートと登録者個別対応
- 登壇者の交通手配
- 当日の配信管理と運営
- 終了後のアンケート分析
実施スケジュール
2023年4月下旬 / 初回のご相談・仕様をいただく2023年4月末 / 見積提出2023年6月 / 会場下見(東洋大学内会議室)2023年7月下旬 / 業務委託決定2023年10月 / Cvent稼働開始2023年11月30日 / 募集開始2024年1月22日 / 募集締め切り2024年1月27日・2月3日 / 講座開催
- お客様の声
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今回Cventを軸に、東京都との共同事業「観光経営人材育成事業」で2日間10コマのハイブリッド開催の講習会の業務の一部をJTB様に委託しました。
完全に学外向けのイベントであり、「告知」「受付」「資料共有」「リマインド告知」「当日アンケート」などをお任せできたことで、私たち大学側は前回実施時の課題の解決策の具体化や宣伝や広報、担当する外部講師との各種調整などに注力することが可能となり、運営上のきめ細かな対応を実現できました。特にCventをイベント管理プラットフォームとして活用できたことで、外部参加者のデータ管理や事前資料の共有、動画配信やアーカイブ、アンケート集約や統計作成などもシームレス。ともすると、ハイブリッド開催のイベントは手間が二重化しやすく、作業が煩雑になりがちです。この点だけでも大いに省力化ができたものと思います。
東洋大学様の外部講座においてCventを利用し、申込集約・運営・アンケート回収・報告書作成まで、一貫してサポートいたしました。また、大学様の負担が少しでも軽くなるように意識して運営を行いました。今後は、他の外部講座においてもサポートさせていただき、大学様の業務付加を減らすことができるよう、誠心誠意込めて頑張って参ります。