創立20周年を迎えたA社は、約6,000名の従業員を抱え、医療用医薬品や医療機器などの卸売大手として、業界トップクラスの成長を遂げた企業です。しかし、共生社会の実現に向けた取り組みや従業員エンゲージメントに課題を抱え、従業員の雇用確保と健康意識の向上が急務となっていました。一方、日本ゴールボール協会は「共生社会の実現に貢献」という理念を掲げており、A社の目指す方向性と一致していました。そこで、スポンサーマッチングを通じて両者の接点を作り、相互の課題解決に取り組むことになりました。

- 背景
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- ブランディング向上につながる取り組みを社外発信したい
- 共生社会の実現に向けた従業員教育を実施したい
- 従業員エンゲージメントを強化したい
- スポーツを活用した健康経営の取り組みを活性化させたい
- 実施内容
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スポンサー締結
- 日本代表ウェアやインタビューパネルへ社名を掲載し、パラスポーツ支援企業であることをPRし知名度向上を図りました。
- ゴールボール(※)にまつわるクイズの実施により、相互コミュニケーションが活性化しチームビルディングに貢献しました。
- トップアスリートとの交流を通じ、健康意識の高まりを醸成しました。
ゴールボールとは…
目隠しをした状態で鈴の入ったボールを転がし、相手のゴールに入れた得点を競うチームスポーツ。視覚障がい者スポーツでパラリンピック種目のひとつになっているが、アイシェード(目隠し)を付けていれば誰でも参加できる。
- 導入効果
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スポンサー締結によってメディア露出機会が増え、パラスポーツ支援企業としての認知度が向上しました。
社内では、壮行会やクイズ企画を実施し、500名もの従業員が参加するなど、大きな関心を集めました。イベントでのコミュニケーションを通して従業員エンゲージメントに寄与しました。また、日本代表選手との交流によって、従業員の健康意識の高まるきっかけとなりました。
- おすすめポイント
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- パラスポーツ支援を通じて、企業の社会的責任を果たすことができます。
- 共生社会を学び、理解を深めることで、従業員の意識改革を促進します。
- スポーツを通じたチームビルディングによって、従業員の結束力を強化します。
- トップアスリートとの交流で従業員の健康意識を高めます。
JTBはスポンサー締結に向けてのマッチングに限らず、企画提案など、スポーツで企業課題の解決につなげる伴走をさせていただいております。

医薬品卸販売業A社と日本ゴールボール協会様の理念が一致し、協会と選手の役に立てたらという思いからスポンサー活動をスタート。スポーツを通じて従業員の障害者への理解を深め、その先に様々な人が働ける環境をつくっていきたいと考えています。