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企業・団体向け 事例 農家の方々との会話を通して現場を深く学べる農業体験研修が実現!JTBアグリワーケーション🄬研修の活用

パナソニックグループ 様

農業とワーケーションを掛け合わせた造語であるJTBアグリワーケーション🄬研修は、JTBが提案する新しい研修です。パナソニックグループ様が、農業体験や農家の方々とのコミュニケーションを通し、農業の現場課題を深く理解するため、JTBアグリワーケーション研修🄬を実施した事例を紹介します。

背景

パナソニックグループ様は、現場・現物で課題を検討し、新しい視点を獲得することを目的に含めた社内研修の実施を検討していました。そのような中、JTBの法人サービスサイト(当サイト)で「JTBアグリワーケーション🄬研修」を知り、自分の目で見て、耳で聞くなど、五感をフル活用した地域連携プログラムに興味を持っていただきました。農業のリアルな現場を体験すること、および、農家の方々やJA全農福島様との対話を通して知見を得られる事に価値を感じていただき、今回の研修の実施が決まりました。JA全農福島様を通じて訪問先を検討しているなかで、関係性のあった福島県の鈴木農園様のご協力を得て、りんごの葉摘み作業を体験する今回の研修を企画することになりました。

サービスの詳細はこちら
JTBアグリワーケーション®研修
 
目的
  • 農家として働かれている方々のリアルな声を聞くだけでなく、実際に農家の仕事を体験することで、社会課題を認識し、新たな視点や気付きを得たい。
  • 職場外で社員同士のコミュニケーション活性化を図りたい。
実施内容

「JTBアグリワーケーション🄬研修」を活用し、JA全農福島や農家の方々との意見交換ならびに、リンゴの葉摘み農業体験を通して、新しい視点の獲得、コミュケーション活性化を図る研修を実施しました。

参加者
5名様
日程
2024年10月3日(木) ~ 10月4日(金) 1泊2日
宿泊地
JR福島駅周辺
受入農家
鈴木農園 様(福島県伊達市箱崎字北西道23)
持ち物
動きやすく汚れてもいい服装、雨具

行程

10月3日(木)

12:00-

JR福島駅から専用車で鈴木農園へ

13:00-14:30

農家の方々、JA全農福島様との意見交換

15:00-16:30

農業体験(リンゴの葉摘作業)

17:00-

鈴木農園から専用車でJR福島駅へ

10月4日(金)

07:00-

JR福島駅から専用車で鈴木農園へ

08:00-11:00

直売所搬入への同行、桃の開花時期のドローン空撮動画鑑賞

11:00-13:00

農作業(リンゴの葉摘作業)、農家の方々との意見交換

13:00-

鈴木農園から専用車でJR福島駅へ

プログラムの一部紹介

01意見交換

簡単な自己紹介の後、農家の方々とJA全農福島様の方々に質問を織り交ぜながら、日々のお困り事など様々な話題について、約1時間程度意見交換をしました。その中でも、農家の成り手や後継者不足、現場の苦労について、実際に生の声を聞くことできました。特に、(1) りんごや桃などの果樹は人の手による繊細かつノウハウが詰まった作業が必要であり、自動化や短期労働者での代替は難しいこと、(2) 農家の方は収穫時期以外も剪定作業や葉摘み、害虫や害鳥対策など、1年を通して時間に追われながら手入れをされており、大変な苦労されていることの2点が印象的でした。また、台風や地震などの自然災害や木の病気であるせん孔細菌病などのリスクや、近年の物価高も相まって、農家の方の苦労が絶えない状態が長年続いており、自身や会社で何か農業に対してお役立ちになる事ができないかなど、新しい視点での思考を巡らせる機会になりました。

02リンゴの葉摘み農業体験

リンゴの果実の成長時期には、果実に日が当たり赤くなるように余分な葉を摘んでいく作業が必要になり、果実の見栄えや出荷基準にも左右する重要な作業になります。作業方法を教わり、初日は1.5時間、2日目は2時間弱の葉摘作業を行いました。短時間の農作業体験だったため、体の負担は少なかったものの、通年休まずに天候や害虫、害鳥など、自然との戦いに苦労されている事を体感できました。
また、普段の業務から離れ自然の中で作業することで、心身のリフレッシュになり、参加者同士のコミュケーション活性化が図れ、一体感が生まれました。

03近くの直売所搬入への同行

直売所へ洋梨の持ち込みに同行しました。直売所は、地域の方が開店前から新鮮な野菜や旬の果物を買うために並んでいる人気スポットになっていました。直売所へ同行して、地域の方々と会話したり、お土産を購入したり、日々の暮らしを支える農業の役割を目の当たりにして、農家の方々と食べものへの感謝の気持ちが生まれました。

JTBがお手伝いしたこと
  • 農業体験プログラムの企画(生産者様、JA全農福島様との調整)
  • 現地交通手配(JR福島駅↔鈴木農園様)
  • 宿泊先の手配(福島駅前)
参加者の声
  • 日常業務から解放され農家の方々やJA全農福島様のリアルな声を聞く事ができ、様々な事を考える時間ができたことで、普段の生活では得られない新しい気付きがあった。
  • スーパーに並んでいる果物が手に取りやすい価格で提供されている事へのありがたみや、農家の方々への感謝の想いが募った。
  • 普段暮らしている中でスーパーやコンビニなど便利な暮らしの裏に、農家の方々の想いや苦労があり、それらを子供たちに食育として伝えないといけないと感じた。
おすすめのポイント

今回の事例では、社内研修にJTBアグリワーケーション🄬研修をご活用いただくことで、パナソニックグループ様の「新しい視点の獲得」とともに、参加者同士のコミュニケーションの活性化にも繋げることができました。興味のある方は、ぜひお問合せください。

01新しい視点の獲得

「現場に足を運び農家の方から生の声を聞いた事で、農家の負担や農作物の高騰、自然環境の変化など社会課題の知見を得る事ができます。実際に自分の目で見て耳で聞いて感じることで自分事化し、ニュースを見聞きしたり、想像するだけでは感じられなかった経験を通し、視野が広がり新しい発想が生まれるきっかけになります。農業における課題を再認識したことで、個人として、企業として何ができるかを深く考える機会となります。

02コミュニケーション活性化

日常業務から離れ、農作業という共通の体験を通じて、参加者同士のコミュニケーションが活性化し一体感が生まれます。更に、農家の方々やJA全農福島様との交流を通じ、福島が身近に感じられる地域となります。

関連情報
資料ダウンロード
農業支援事業を活用「JTBアグリワーケーション®研修」
担当者コメント
農家の方々との会話を通して現場を深く学べる農業体験研修が実現!JTBアグリワーケーション🄬研修の活用
ビジネスソリューション事業本部 第七事業部 隂山 麻里
ビジネスソリューション事業本部 第七事業部 隂山 麻里

まず初めにパナソニックグループ様から農業体験プログラムを近場で実施できないかというご相談を頂戴したところからお話がスタート致しました。
お話お伺いしていく中で、体験するだけでなく農家の方の実際の声、JA全農福島様視点での生の声、そして体験だけでは把握できない農作業の苦労など、「リアリティ」を求めていらっしゃることを聞き、農業労働力支援のご紹介をさせていただきました。単純に農作業を行うのではなく、農家の方とコミュニケーションを十分にとれる機会を設けるなどした結果、参加者様にとって、非常にインプットの多い、内容の濃い研修になったと確信しております。労働人口の減少の課題解決だけでなく、日本の第一次産業の現状を伝える研修を企画させていただいたことは私自身も初めての経験であり、このような気付きを与えてくださり、ご参加いただきました皆様には大変感謝しております。誠にありがとうございました。

関連サービス・ソリューション

JTBでは、様々なソリューションを組み合わせることで、それぞれのお客さまにあった課題解決⽅法をご提案いたします。